【実録】令和2年度行政書士試験結果【実際の解答を公開!!】
こんにちは!はるり@です。
本日は、私が令和2年度の行政書士試験において、実際にどのような解答をし、
どのような得点で合格に至ったのかを公開したいと思います。
これから受験をされる方の参考になりましたら幸いです♪
合格基準
1.合格基準
まずは合格基準のおさらい。
センター発表の合格基準は下記の通り・・
① 行政書士の業務に関し必要な法令等科目の得点が、満点の50パーセント以上である者
② 行政書士の業務に関連する一般知識等科目の得点が、満点の40パーセント以上である者
③ 試験全体の得点が、満点の60パーセント以上である者
堅苦しくて頭に入ってこないですよねw
要約すると・・
①法律科目: 122点以上(244点満点)
②一般知識: 24点以上(56点満点)
③トータル: 180点以上(300点満点)
となります。
③についても法律科目でクリアするしかないので、
法律科目で6割を目指すこととなります。
2.配点
続いて配点を見てみましょう。
行政書士試験は、
・5肢選択問題 1問4点
・多肢選択問題 1問2×4点
・記述問題 1問20点
の3種類からなります。
出題ジャンルと併せると以下の通りです。
出題形式 | 科目 | 問題数 | 配点 | |
法令等 | 5肢択一式 | 基礎法学 | 2 | 8 |
憲法 | 5 | 20 | ||
行政法 | 19 | 76 | ||
民法 | 9 | 36 | ||
商法 | 5 | 20 | ||
多肢選択式 | 憲法 | 4 | 8 | |
行政法 | 8 | 16 | ||
記述式 | 行政法 | 1 | 20 | |
民法 | 2 | 40 | ||
一般知識 | 5肢択一式 | 一般知識 | 14 | 56 |
300 |
結果発表!!
1.採点結果
お待たせしました!採点結果です!!
出題形式 | 科目 | 正解数 | 点数 | |
法令等 | 5肢択一式 | 基礎法学 | 0 /2 | 0 |
憲法 | 1 /5 | 4 | ||
行政法 | 15/19 | 60 | ||
民法 | 6 /9 | 24 | ||
商法 | 3 /5 | 12 | ||
多肢選択式 | 憲法 | 4 /4 | 8 | |
行政法 | 7 /8 | 14 | ||
記述式 | 行政法 | 10/20 | 10 | |
民法 | 20/40 | 20 | ||
一般知識 | 5肢択一式 | 一般知識 | 13/14 | 52 |
204 |
2.記述式解答
続いて記述式の解答をお見せします!
正直どこで点数を取れたのかわからないので、それぞれ半分で計算しました。
どの問題も、キーワードはあっているのですが、結論が合致していないので、
ひやひやしながら採点を待ちました。
ここでは問題は割愛し、解答と正解を並べてみましたので、
雰囲気を味わっていただければと思います。
1.行政法
解答:A県を被告とし、換地処分を対象に、無効確認の訴えとやり直しの義務付けの訴えを併記すべき。(44文字)
正答:本件組合を被告として、本件換地処分を対象とする無効の確認を求める訴えを提起する。(40文字)
2.民法
解答:契約は第三者Cの詐欺によるものだが、 Bが善意である場合、取り消すことはできない。(41文字)
正答:Bが詐欺の事実を知り又は知ることができたときに限り、Aは、契約を取り消すことができる。(43文字)
3.民法
解答:悪意な上、AやBを害する意思を持つ者だが、転得者Dを保護するため無権利者ではないとされる。(45文字)
正答:信義則上登記の欠缺を主張する正当な利益を有しない者であって、AC間の売買は有効であるから。(45文字)
ちょっと長くなりましたが、解答の全容です。
かすりまくってますが、これで半分取れました。
とにかく勇気をもって書くことだと思います(笑)
ご参考まで☆
まとめ
いかがでしたでしょうか?
おかげさまで、合格点を20点も上回る結果を
出すことだができました。
一般知識がほぼ満点、記述式で半分取れたことが大きな要因でした。
法律の選択問題でも、何とか合格範囲に食い込めたのが良かったです。
ただ・・マークで172点だったため、記述で8点取れる100%の自信がなく、
結果発表前日は眠れませんでした(笑)
無事合格することができて本当に良かったです。
これから受験される方は、
今まで勉強してきたことを信じて、
最後まで諦めずに試験に臨んでみてください!!
良い結果となりますよう心からお祈りいたします。
最後までお読み頂きありがとうございました。